0.009mmの衝撃!名古屋の和モダンカフェで味わう鰹節の魔法
和食の基本といえば出汁ですが、スーパーで見かけるパック詰めとは一線を画す、本枯節という存在があります。
これはカビ付けと乾燥を何度も繰り返し、数ヶ月から長いものでは2年以上かけて熟成させた芸術品です。
水分を極限まで飛ばしているため、叩くとカンカンと金属のような音が響きます。
この硬い塊を、紗莉庵では特注の機械を使い、わずか0.009mmという超極薄に削り出しています。
この0.009mmという数字には、実は深い理由があります。
一般的な花かつおの厚みが0.03mmから0.05mm程度であることを考えると、その差は歴然。
あまりに薄いため、指で触れるだけで溶けてしまいそうなほど繊細。
これをご飯の上に乗せると、熱気だけで鰹節が生きているかのように踊り出します。
口に入れた瞬間に広がるのは、削りたてでしか味わえない芳醇な香りと、雑味のない澄んだ旨味。
噛む必要がなく、舌の上でふわっと消えていくような食感は、まさに天使のはねと呼ぶにふさわしい体験に。
ランチタイムの主役となる鰹節丼は、この極薄削りを山のように盛り付けて提供します。
まずは何もかけずにそのままの風味を堪能するのが通の楽しみ方。
次にこだわりの卵を落とし、特製の醤油や炭塩で味を整えていきます。
最後に出汁をかけてお茶漬けにする工程は、一杯の丼の中で鰹の旨味を何段階にも引き出す最高のフィナーレ。
愛知県名古屋市中川区にお住まいの方は、この究極の口溶けをぜひ一度体感してみてください。



